dbt Cloudのトレーニング&PoC支援キャンペーン、はじめました。 #dbt
アライアンス事業部 エンジニアグループ モダンデータスタック(MDS)チームのしんやです。
この度、クラスメソッドでは『dbt Cloud』に関するPoC支援サービスのキャンペーンをはじめました。キャンペーンに関する詳細は下記プレスリリースにまとまっております。
当エントリでは、このキャンペーンに関する改めてのお知らせと、キャンペーンに関する補足的な情報を幾つか紹介したいと思います。
dbtとは何か?
dbtはdata build toolの略語であり、データ分析環境における変換処理、所謂ELT処理の”T(Transform)の部分を担うプロダクトです。アナリストやエンジニアがウェアハウス内のデータをより効果的に変換するのに便利な様々な機能や連携を展開しており、現代のデータ分析基盤における変換処理のデファクトスタンダードとしてその地位を確立しています。
dbtではデータ変換に関する処理を『モデル(Model)』という概念でモジュールとして作成し、それらモデル群を『dbtプロジェクト』の単位で管理連携します。モデルの中身は基本的には(対応するデータウェアハウスで稼働する)SQLで定義します。dbtはこの『モデルの作成・開発』に関する様々な機能や処理を多数提供しています。(テストやドキュメント作成、デプロイや様々な依存関係の管理など)
dbt Cloudとは何か?
dbtには現在以下『dbt Core』と『dbt Cloud』という2つのプロダクトが存在します。超ざっくり説明するとdbt Coreは上述の内容をコマンドラインツールで処理実現するオープンソースのプロダクト、dbt Cloudはdbt Coreで実現出来る内容を内包した、SaaSベースのプロダクトです。両者の詳細に関しては下記ブログエントリをご参照ください。
DevelopersIOでは、このdbtに関するブログを多数公開しています。dbt全体では現在、約200本を数えるまでになりました。(※本数は2024年03月06日現在)
- dbt の記事一覧 | DevelopersIO 201本
- dbt Cloud の記事一覧 | DevelopersIO 上記本数の内53本
- dbt Core の記事一覧 | DevelopersIO 上記本数の内48本
今回の『dbt Cloudのトレーニング&PoC支援キャンペーン』について
今回のプレスリリースは、dbtのプロダクトにおける『dbt Cloud』について、トレーニング及びPoC検証のお手伝いを致しますよ、というものになります。
『トレーニング』フェーズではdbt及びdbt Cloudの基本的、基礎的な部分の解説を座学セッション形式で+お客様に自ら手を動かして頂くミニ実演セッション形式を、『PoC』フェーズでは実際に環境を開発する、運用していくうえで検証しておきたい、気になる部分を確認していく部分をお手伝い、サポートする形です。おおよそ1ヶ月少々の期間の中で実働20時間程度(トレーニング:5〜6時間、PoC:10時間、ヒアリングや振り返りのMTG:4〜5時間)のスケジュールを予定しています。
座学セッションに関してはdbtやdbt Cloudの基本的なトピックを網羅的に学べる内容となっています。質疑応答に関しては個別にMTG等を設けていますが、気になったものについては適宜ご質問頂けます。
まとめ
という訳で、クラスメソッド株式会社による『dbt Cloudのトレーニング&PoC支援キャンペーン』のお知らせでした。
そして現在、2024年06月末までのお申し込みで半額提供キャンペーンを展開中です! ご興味ご関心をお持ちになられたお客様のお申し込みをお待ちしております。